データマネジメントに必要なデータベースにはどのような種類があるのか?
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データベースにはどのような種類があるのか?
データマネジメントとう言葉を最近良く耳にします。
様々な企業でデータを活用したマネジメントが必須の時代にもなってきていますが、当然、そのデータを格納しておくデータベースが必要になってきます。
今回はそのデータベースの種類についてご紹介しようと思います。
エクセルなどの表計算ソフト
最も身近なデータベースと言えば、エクセルなどの表計算ソフトではないでしょうか?
データの登録方法や参照方法は非常に単純ですが、最も簡単にテーブルを作成出来るソフトと言えるでしょう。
ですが登録出来るデータ量にも限界があり、簡単に作成出来る半面、簡単に削除も出来てしまうという特徴がありますね。
ACCESS
エクセルに近いですが、マイクロソフト社が作成しているソフトにACCESSというものがあります、こちらはクエリなどを使用して、エクセルよりもより本格的なデータベースとして活用する事が可能になるでしょう。
Excelではちょっとという方に次にトライして頂きたいデータベースソフトと言えるかもしれません。
MYSQL
EXCELやACCESSとは異なり、LINUX環境などに構築が可能なデータベースです。
(LINUXとはオープンソースで出来たOSの事です)
ウェブサイト制作などに良く使用するWORDPRESSなどのCMSを使用されている方はよくご存知だと思いますが、自分でLINUXサーバに構築した領域にデータベースを作る事が可能になります。
データベース操作には専用のツールを使ったり、SQLのような言語を使用して操作をする事になるため、Excelなどに比べると少し難易度は高くなるでしょう。
ですが、その分アプリを構築すれば様々な使い道が出来る事になりますね。
SQlite
最近はスマホアプリを個人で作成する事が珍しくない時代になってきました。
スマホアプリなどを作成する際に、データを格納する場所が必要になってきますが、その際に活用するのがSQliteと言われる簡易データベースです。
データベースなのですが、実質ファイルとして保管される事になり、容量もそれほど大きくはならないのが特徴ですね。
使用出来る機能に制限がつきますが、スマホアプリ作成の際には必要になるデータベースと言えるでしょう。
ORAQLE
オラクルという商品名、会社名をご存知の方も多いのではないでしょうか?
高機能、高セキュリテティのデータベース商品として非常に知られた商品です。
個人として使用されている方は珍しいかもしれませんが、法人が作成するシステムにはORAQLEをデータベースとして採用している会社が多くありますね。
DB2
DB2に関しては小規模なシステム開発を担当されてきた方には縁が無いデータベースかもしれません。
IBM社が提供しているメインフレーム zサーバーなどに搭載されるデータベースですね。
大量データを扱う、ミッションクリティカルなシステムにはDB2のようなデータベースソフトがぴったりでしょう。
最後に
ひとえにデータベースと言っても実に様々な形式で、様々なベンダーが提供しているものがあり、使用するシステムの用途、影響範囲などに応じて適切な選択をしなければならないと思います。
これからの時代はますます企業内でのデータ活用が進む事になり、データベースの構築について真剣に考える必要が出てくるでしょう。